シベリア鉄道完乗記(全7話)
※本記事は2007年頃の旅行記です。現在とは状況が異なる可能性があります。

1.はじめに(シベリア鉄道完乗について)
日本からも寝台特急が減ってきた時代。
ふとしたことから、シベリア鉄道の存在を思い出しました。
飛行機なら数時間で越えてしまう距離を、列車でおよそ1週間かけて進む。
ウラジオストクからモスクワまで、一気通貫で運行している列車があります。
その始発から終着まで、乗り通しました。
この記事では、出発までの手配(チケット・ビザなど)の流れをまとめます。
約9,300km。
地図上の長い一本線。
途中で降りるという発想は、あまりありませんでした。
始まりがあるなら、終わりまで行きたい。
有休を足して確保できた時間が、ちょうどその全区間分でした。
区間を分けることも考えましたが、線は一本である方が自然に思えました。
途中で区切ると、この距離の意味が薄れてしまう気がしました。
2.手配(チケット、ビザの準備)
とはいえ、思い立ってすぐ乗れるものでもありませんでした。しかも初海外。
情報源はネットの乗車記と『地球の歩き方』。
画面を何度も見返し、時刻表と地図を並べました。
今のようにオンラインで完結する時代でもなく、手配は簡単ではありませんでした。
いくつかの旅行会社に問い合わせ、条件を比べ、全区間を一度で押さえました。
旅行会社とは何度かメールを往復し、郵送でのやり取りもありました。
ビザ取得も含め、出発前にすべてを確定させました。
それでも、まだ実感はありませんでした。
いよいよシベリア鉄道へ向かいます。