route-memo|鉄道旅の記録と旅程設計メモ

鉄道旅の記録と旅程設計メモ。国内完乗、海外・大陸鉄道、短期休暇でも行けるルートを考えます。

陸羽西線に乗る2日間|普通列車だけで新潟〜山形を巡る旅

北海道&東日本パスの残り日数を使って、2日間の小旅行に出ました。

今回の目的は、

・杭州飯店
陸羽西線(運行再開後)
左沢線

この3つ。
すべて普通列車でつなぎ、日本海側から山形へ抜けるルートを組みました。

■ルート概要

高崎 → 水上 → 長岡 → 燕 → 酒田 → 新庄 → 山形 → 米沢 → 福島 → 大宮

上越線で新潟へ抜け、日本海側を北上し、陸羽西線で内陸へ。
その後、山形・福島を経由して関東へ戻る形です。

(道路で代替しましたが大まかなルート。スケール感だけつかめれば。)

■1日目|上越線を越えて新潟へ

●国境の長いトンネル

スタートは高崎。上野発の始発に乗れば、水上発の長岡行き始発列車に接続できます。

水上から先は、上越線の閑散区間。

土合を過ぎ、長いトンネルを抜けて土樽へ出ると、そこにはまだ雪が残っていました。

いわゆる「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」という風景を実感します。

長岡から東三条へ移動し、約80分の待ち時間。

市内を少し歩いたあと、待合室で読書をして過ごします。

水上駅で、新潟地区の列車に乗り換え。関東民としてはいよいよ別のエリアに入る高揚感。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」

長岡駅。この列車にも長いこと乗った。

●杭州飯店臨時休業で、、、

東三条から西燕へ向かい、徒歩で目指すのは今回の目的の一つ、杭州飯店。

しかし——まさかの臨時休業。

周囲には他の飲食店も見当たらず、一瞬途方に暮れます。

気を取り直して燕駅方面へ歩き、検索で見つけた別の店へ向かうことに。

たどり着いたのが、福来亭。

結果的にこれが当たりでした。

提供も早く、味も期待以上。杭州飯店に勝るとも劣らない燕ラーメンでした。

帰りの列車にも無事間に合い、思いがけない良い出会いになりました。

思いがけない出会いとなったラーメン。期待以上のお味。

ラーメン屋から15分くらい歩いて燕駅へ

燕駅構内は結構広い。

●夕暮れの日本海

燕駅から東三条へ戻り、新津へ移動。

少し時間があったので、駅前の弁当店で夕食を調達します。

新津から酒田までは、約3時間のロングラン列車。

日本海に沈む夕日を眺めながら、本を読む時間。

この旅の中でも印象に残る、静かな移動でした。

そのまま酒田で一泊。

新津→酒田のロングラン列車

日本海に沈む夕日

エビぎっしりの、えびめし弁当

■2日目|陸羽西線で内陸へ

翌朝は6時発の列車で出発。

陸羽西線経由で新庄へ向かいます。

この路線は、道路工事の影響で長らく運休していましたが、2026年1月に運行再開。
一部の駅では全列車通過となったものの、基本的な運行形態は以前と変わらず、最上川に沿って走る穏やかな路線です。

ゆったりとした車窓を楽しみながら、この旅の目的の一つを達成。

陸羽西線はまだキハ110の運用だった

最上川沿いを行く

新庄から山形へ移動し、左沢線を往復。

左沢駅には交流施設が整備されており、歴代の「つばさ」号の模型などが展示されていました。

左沢線独自の駅名標

歴代つばさ号の模型。これだけ揃うと迫力がある。

 

その後、山形から米沢へ。

駅近くで日替わりランチをとり、さらに福島へ向かいます。

米沢〜福島間は奥羽本線の峠越え区間。

ローカル線らしい静かな移動が続きます。

福島では駅弁を購入し、そのまま東北本線をひたすら南下。

福島 → 郡山 → 新白河 → 黒磯 → 宇都宮 → 大宮

と普通列車を乗り継ぎながら帰宅しました。

これだけ動くと普通は新幹線の距離ですが、基本的に座れたこともあり、ゆったり読書に途中の乗り換え時間で軽く体を動かしつつ、長距離移動をこなしていきました。

ちょっとした貫禄の米沢駅

新白河駅にて。関東が近づいたことを実感する車両。

晩御飯の、海苔のり弁887

■このルートの組み方

今回のルートは、

・普通列車のみで長距離をつなぐ
・本数の少ない区間を考慮する
・都市で適度に待ち時間を入れる

といった点を意識して組んでいます。

このような旅程は、一度に検索するのではなく、区間ごとに分解して組み立てることで成立させています。

(※ルート設計の考え方はこちら)

route-memo.hatenadiary.com

■まとめ

思いつきで組んだ旅でしたが、

・ローカル線
・長距離普通列車
・地方都市での食

を組み合わせた、乗り鉄2日間になりました。

多少のトラブルも含めて、旅の面白さを味わえたと思います。