大井川鐵道の企画列車 「12系客車ボックスひとり旅」。
・1日でEL急行を3往復
・ボックス席を1人占有確約
・乗車時間は6時間超
という、なかなかに尖った内容のツアーです。
「正直きついのでは?」と思いつつ参加してみたところ、
結論:きつさより“没入感”が勝つ体験でした。
この記事では、
・実際の乗車の流れ
・長時間乗車のリアルな感覚
・向いている人/向いていない人
を、実体験ベースでまとめます。
※本記事は実際の参加体験に基づいています。運行内容は変更される場合があります。
目次:
- ■結論|これは「移動」ではなく“滞在する列車”
- ■このプランの内容
- ■実際の乗車体験(6時間42分の流れ)
- ■向いている人・向いていない人
- ■乗車のコツ・TIPS
- ■まとめ|“列車にいる時間”を楽しむ旅
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■結論|これは「移動」ではなく“滞在する列車”
このプランは、
・どこかへ行くための移動ではなく
・列車に乗ること自体が目的
です。
このような長時間乗車の列車は日本では少なくなっており、1ボックス占められ長時間というと難しいと思います。
海外の長距離列車に乗ったときに同じような感覚になりそうなイメージです。
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■このプランの内容
ツアーはJRE MALL経由で申し込み(5日前の正午締切)。
内容は、
・大井川本線フリーきっぷ
・EL急行の指定席(6列車分)
・お弁当
がセットになっています。
元々はフリーきっぷで沿線を回り、温泉に入ったりと寄り道するプランとも迷いましたが、「長時間、客車に乗り続ける体験」を優先してこちらを選びました。
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■実際の乗車体験(6時間42分の流れ)
乗車前〜発車
朝9:30過ぎ、金谷駅に到着。窓口で受け取ったのは、
・旅のしおり
・フリーきっぷ
・指定券(なんとD型硬券が6枚)
・弁当引換券
→この時点でかなりテンションが上がります。
入線してきたのは、
・ED10形+E31形に挟まれた客車列車
・5両編成の12系客車
しかもホームに収まりきらず、一箇所のドアから乗車というスタイルでした。
この、一部のドアしか開かない運用は、この後の停車駅でも実施され、停車のたびに開くドアの案内がありました。



車内|12系客車だが意外と快適
・モケットは綺麗
・冷房あり
・窓は手動開閉 (上部のみ)
と、ある程度整備されているので、快適でした。
このプランではボックス席を1人占有できる(確約)ので、足を伸ばしてかなり楽に過ごせます。



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1往復目|観光モード
発車時の「ガッタン」という衝撃とともにスタート。
(この衝撃が予想以上に大きい!)
車内チャイムはハイケンスのセレナーデ。 一気に国鉄特急の空気感。
・大井川沿いの景色
・時速35〜40kmほどのゆったりした速度
・交換列車やパーシー号とのすれ違い
最初の1往復は、景色と写真であっという間に過ぎます。




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2往復目前後|“生活”に変わる
1往復半を過ぎたあたりから、
・読書
・ぼーっとする
・考え事
など、過ごし方が変わってきます。
→列車が「移動」から「居場所」になる感覚。

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昼|弁当イベント
昼頃、お弁当が配布されます。
・沿線のお寿司屋さんの握り寿司
・お茶付き(ペットボトルでない、温かいお茶)
→食事が入ることで「1日の流れ」が完成する感じ。




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ドカ停(新金谷 約1時間)
2往復目の最後、新金谷で約1時間の長時間停車。
車内で過ごすのも一つの体験と悩みましたが、結局一旦外に出ました。長距離列車の長時間停車の感覚です。
・列車撮影
・プラザロコ見学
・コーヒーで一息
外に出る人もいれば、当然車内で休む人も。この時間がリズムのリセットになります。
(列車内で横になって寝られるのも、1ボックス占有の恩恵)





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ラスト1往復〜到着
気がつけば残り1往復しか無い。
同じ場所を走っているはずなのに、日が傾き、景色の印象が変わってきます。
そして夕方、6時間42分の行程が終了。
長時間のはずが、
「意外とあっという間だった」というのが正直な感想でした。





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■向いている人・向いていない人
向いている人
・長時間乗車が苦にならない
・鉄道そのものが目的
・読書やぼーっとするのが好き
向いていない人
・効率重視の旅をしたい
・観光地を多く回りたい
・同じ景色が続くのが苦手
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■乗車のコツ・TIPS
・座席は運(川側が当たりと思ってます)
・停車時間でリフレッシュする
・暇つぶしを持っていく
持ち物
・本 or Kindle
・モバイルバッテリー
・飲み物少し
車内販売が巡回しています。土産菓子、車内販売限定グッズ、飲み物(ビールあり)。売り切れ御免の体制です。
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■まとめ|“列車にいる時間”を楽しむ旅
このプランは、
「どこかへ行く旅」ではなく
「列車にいる時間を楽しむ旅」です。
国内では貴重になった客車列車を、長距離列車のように味わえる体験。
そして何より──
結局、また海外の長距離列車に乗りたくなる旅でした。