タシケントでしっかり休み、体勢を立て直した翌夜。
いよいよ、ブハラへ向かう夜行列車に乗ります。
※本記事は2019年頃の体験をもとにした記事です。現在とは状況が異なる場合があります。
目次:
- タシケント南駅へ|乗車前の注意点
- 夜行列車に乗車|ホームの流れと個室
- 車内の様子|出会いと設備(冷房の話)
- 早朝のブハラ到着|市内への移動
- ブハラ観光|ラビハウズを拠点に歩く
- 観光の実感|イスラーム建築と街の印象
- 荷物と暑さ|休みながら動く
- 昼食と次の移動|サマルカンドへ
- まとめ|休息が行動を広げる
タシケント南駅へ|乗車前の注意点
今回乗車するのは、タシケント南駅(Toshkent-Janubiy)発の夜行列車。
昼に到着したタシケント駅とは別の駅のため、
宿でタクシーを呼んでもらい、移動します。
タシケントでは列車の種類や行き先によって発着駅が分かれているようで、
切符に記載された駅名をしっかり確認しておく必要があります。
何も考えずに来ると、普通に間違えそうなポイントです。
駅に入る前に、荷物検査と、パスポート・切符のチェックがあります。
ここで切符にスタンプが押され、ようやく駅構内へ。
少し空港に近いような雰囲気でした。
夜9時頃でしたが、売店はほとんど閉まっており、
構内はやや静かな印象です。



夜行列車に乗車|ホームの流れと個室
発車が近づくと、人の動きが一気に増え、係員が大声で案内を始めます。
切符を見せてホーム番号を確認し、言われた方向へ。
停車している列車には、「タシケント → ブハラ(ロシア語表記)」のサボ。
自分の号車を探して乗り込みます。
今回も少し奮発して、一等寝台(2人用個室)を選びました。


車内の様子|出会いと設備(冷房の話)
個室の同乗者は、トルクメニスタン人の男性。
話してみると、なんと日本で働いたことがあるとのことで、
日本語がとても流暢でした。
ブハラからさらに南へ向かい、故郷に帰る途中とのこと。
しばらく日本の話で盛り上がります。
トルクメニスタンはビザの関係で旅行難易度が高い国ですが、
こうして話を聞くと、いつか行ってみたい気持ちが強くなります。
一方で、停車中の車内はかなり蒸し暑い状態。
「これはきついかも」と思っていたのですが、
列車が走り出すと、徐々に冷房が効き始めました。
後で知ったのですが、この列車は
車輪の発電で電力をまかなっているらしく、
走行中でないと冷房が動かない仕組みとのこと。
こういうシステムは初めてで、ちょっとしたカルチャーショックでした。



早朝のブハラ到着|市内への移動
一夜明け、早朝にブハラへ到着。
同室の彼と別れ、駅前へ出ます。
まずは市内中心部へ向かうため、路線バス(マルシュルートカ)を探します。
少し苦戦するかと思いきや、
該当する番号のバスがあっさり見つかり、そのまま乗車。
スムーズに市内へ向かうことができました。
なお、このバスは旧市街外縁までしかいかないので、2GISなどの現地強いマップアプリを参照しながら適当な場所で降り、旧市街を目指して歩きました。
今なら、YandexGoなどでタクシー利用もありだと思います。
なお、駅に荷物預けのような設備は見当たらず、
この日はバックパックを背負ったまま動くことに。




ブハラ観光|ラビハウズを拠点に歩く
まず向かったのは、ラビハウズ。
木陰があり、休憩できる場所としてちょうど良さそうだったため、
ここを拠点に動くことにします。
まだ朝早く、気温もそこまで上がっていません。
前日にしっかり休んでいたこともあり、午前中からかなり動ける感覚がありました。

観光の実感|イスラーム建築と街の印象
ブハラに来てようやく、
「中央アジアに来た」
という実感が湧いてきます。
青いタイルに覆われた建物、そしてとにかく大きいスケール。
写真で見ていたものを、ようやく自分の目で見ている感覚でした。
特徴的な城壁を持つアルク城にも立ち寄ります。
内部を見学していると、よく分からない豪華な椅子が置かれており、
座ることが可能。
座ってみると、近くの係員がすぐに写真を撮影し、
そのまま料金が発生する仕組みでした。
流れのまま撮られてしまいましたが、まあ、結果的にはいい思い出です。
イスマーイール・サーマーニー廟では、
英語教師だという男性にガイドを持ちかけられます。
ただ今回はお願いせず(というか振り切って)、
自分のペースで見て回ることにしました。
その後もメドレセやタキ・バザールなどを歩き、
中央アジアのイスラーム建築をひたすら巡ります。
途中、日本人旅行者にも何人か遭遇。
意外とこのエリアには日本人が来ている印象を受けました。
ブハラは見どころが比較的コンパクトにまとまっており、徒歩でも回りやすい街です。








荷物と暑さ|休みながら動く
ただし、この日は40Lのバックパックを背負ったままの行動。
さすがに負担が大きく、
ラビハウズに戻っては木陰で休憩、を繰り返しながら動くことに。
こうした「休める拠点」があるだけで、
行動のしやすさが大きく変わると実感しました。

昼食と次の移動|サマルカンドへ
昼食はラビハウズ近くのカフェへ。
屋台ではなく、しっかりした食事を取ることに。
新鮮なトマトサラダが、歩き疲れた体にかなり効きました。
そうこうしているうちに、
午後のサマルカンド行き「アフラシャブ号」の時間が近づいてきます。
再びバスでブハラ駅へ戻り、次の目的地へ。
こうして、移動と観光が続いていきます。



まとめ|休息が行動を広げる
タシケントでしっかり休んだことで、
・夜行列車での移動
・早朝からの観光
を無理なくこなすことができました。
もし前日に無理をしていたら、
この動き方は難しかったと思います。
旅ではつい詰め込みたくなりますが、
「動く日」と「休む日」を分けることで、
結果的に行動の幅が広がる
というのは、今回強く感じたポイントでした。
シルクロード鉄道旅 カザフスタン→ウズベキスタン編
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