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鉄道旅の記録と旅程設計メモ。国内完乗、海外・大陸鉄道、短期休暇でも行けるルートを考えます。

ナムトック線は日帰りできる?行き方と乗り通し体験|タイ国鉄乗車記

2016年に、3連休だけでタイへ弾丸渡航し、
ナムトック線を1日で乗り通してきました。

結論から言うと、

「バンコクからナムトック線は日帰りで往復可能」

です。

ただし、
時間配分やアクセスを間違えると成立しないため、
事前の把握が重要になります。

※本記事は2016年の体験をもとにしています。現在とは状況が異なる場合があります。

客車列車で往く

目次:

ナムトック線とは|ルートと概要

ナムトック線は、
バンコク(トンブリー)から西へ延びるローカル線で、

カンチャナブリーを経て、
ナムトックまで至る路線です。

いわゆる「泰緬鉄道」の一部として知られ、
途中には有名な見どころも点在しています。

この、ナムトック線をひたすら1日で往復してきました。

トンブリー駅への行き方|ここが最大の難所

ナムトック線の列車は、
(当時は)バンコク中心部のフアランポーン駅ではなく、

川を挟んだトンブリー駅が始発でした。

このアクセスが少し厄介で、

当時は
・チャオプラヤー・エクスプレスボート  
・徒歩  

で向かう必要がありました。

(現在はMRTが近くまで通っているようです)

実際、この日は時間読みを誤り、
最後は走ってギリギリで乗車。

この朝イチの列車を逃すと成立しないため、
余裕を持った移動が必須です。

チャオプラヤー・エクスプレスでトンブリー近くの川岸へ

なんとか駅に到着

ナムトック線に乗車|長距離客車列車の旅

無事に乗車し、列車はゆっくりと発車。

大編成の客車列車が、
バンコク郊外へと進んでいきます。

日が昇るにつれて気温は上昇し、
乗っているだけで日焼けするほどの暑さ。

車内では頻繁に物売りが回ってきます。

食事の準備をしていなかったため、
パッタイなどを購入。

意外と美味しく、
特に問題もありませんでしたが、あまり他に買っている人を見かけませんでした。

列車は徐々にスピードを上げ、
長距離をひたすら走り続けます。

気晴らしに車内を歩くと、
デッキの乗降ドアは全開放。

開放感のある、どこか大らかな雰囲気の列車でした。

車内。木製部分が目に付く。

ゆっくりトンブリーを発車

ドア大解放

見どころ|クウェー川鉄橋とタムクラセー桟道橋

カンチャナブリー付近に差し掛かると、
観光客や地元の人で車内も賑わってきます。

有名なクウェー川鉄橋を通過した後、

この路線最大の見どころである
タムクラセー桟道橋へ。

山肌に張り付くような木製の橋を、
列車がゆっくりと進んでいきます。

歩くような速度で進むこの区間は、
スリルと景色の両方を楽しめるハイライトでした。

結構長い編成

クウェー川鉄橋と観光客

車内も混み合う

ゆっくり進むがスリリング

ここも崖の上で地味に怖い

ホームからはみ出しているが、駅。

ナムトック到着と折り返し|日帰り成立のポイント

終点ナムトックに到着すると、
多くの乗客はその先の滝など観光地へと向かっていきます。

一方で私は今回はそのまま折り返し。

到着後すぐに帰りの切符を購入し、
短時間で再び同じ列車に乗車します。

この「即折り返し」が、
日帰り成立の最大のポイントです。

帰路も同様に長時間の客車列車を楽しみつつ、
夕方にはトンブリーへ戻ってきました。

ナムトック到着。大勢がこの先の観光地へ。

ナムトック

折り返しの列車に乗車中

トンブリーに戻ってきたのは日も落ちる頃

往復した編成

注意点とコツ|弾丸で乗るならここに注意

今回の経験から、いくつかポイントをまとめます。

・トンブリー駅へのアクセスは余裕を持つ  
・食事は事前に用意するか車内販売を利用  
・長時間乗車になるため水分は多めに  
・日差し対策は必須  

また、外国人料金(当時、全線一律100バーツ)は
現地価格と比べると高めですが、
日本円では大きな負担ではありません。

まとめ|乗り通しも良いが、観光と組み合わせもおすすめ

ナムトック線の乗り通しは、

・長距離客車列車  
・ローカルな車内の雰囲気  
・スリリングな木製橋  

といった体験ができる、
非常に満足度の高い鉄道旅でした。

一方で、

カンチャナブリー周辺は観光地も多いため、

・片道は鉄道、片道はミニバス  
・現地で1泊する  

といった組み合わせも良さそうです。

短期間でも成立する一方で、
時間に余裕があればさらに楽しめる路線でした。