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【訪問記】宗太郎駅に行ってきた|“帰れるか不安になる”秘境駅のリアル体験

朝6時過ぎの宗太郎駅。

折り返し列車が来るまで30分。

周囲には山と国道だけで、人の気配はほとんどありません。

「本当に列車、来るよな……?」

そんなことを考えながらホームで待っていました。

 

今回は、実際に宗太郎駅を訪問した体験を、時系列でまとめます。

目次:


早朝の延岡駅からスタート

今回は延岡で前泊して早朝の列車で向かいました。

宗太郎駅に鉄道で行く場合、ほぼ選択肢はなく、早朝往復しか現実的なルートがありません。

朝、まだ暗さの残る時間帯にホテルをチェックアウト。
駅前すぐのコンビニで軽く朝食を買い、延岡駅へ向かいます。

駅は静かで、人もまばら。
最初は窓口に人がいませんでしたが、始発が近づくと係員が出てきて対応してくれました。

今回はJR九州の株主優待券を使う予定だったため、
きっぷに判子をもらって入場します。

早朝の延岡駅

乗車|静かなローカル列車

やってきたのは2両編成の普通列車。
ロングシートで、通勤電車のような雰囲気です。

車内の乗客は10人ほど。
この時間帯にしては多い印象ですが、その中に家族連れがいたのが少し意外でした。

「観光で来る人もいるんだな」と思いつつ、列車はゆっくりと発車します。

やってきた大分行き

車内は普通のロングシート

山の中へ進み、宗太郎駅へ|“本当に駅あるのか”という感覚

列車は市街地を抜け、徐々に山の中へ。

停車する駅も、

・早朝しか停まらない
・周囲に人の気配がない

といった場所が続きます。

進むにつれて、

「この先に本当に駅があるのか?」

という感覚になってきます。

そして、列車は静かに宗太郎駅へ到着。

降りたのは自分を含めて2人。
さらに、駅には車で来ていたと思われる撮影者が1人いました。

それ以外は、まばらな人家のみ。

下車

駅周辺を歩く

駅の周囲を少し散策してみます。

・人家はまばら
・山に囲まれた空間
・生活感はほぼなし

少し歩くと国道10号に出ますが、

・案内標識はほとんどない
・車通りはあるが停まる場所がない

車で来るのも簡単ではない場所だと感じました。

駐車場も整備されたものはなく、
なんとか1台停められそうなスペースがある程度です。

上り方面。静かな山間。

下り方面。佐伯からの列車は朝の1本だけしかこない。

滞在時間:約30分

今回の滞在時間は約30分。

長くいられる場所ではなく、
むしろ「時間が来たら帰るしかない」という感覚です。

途中、上りの回送列車が通過していきました。

このあたりから、

→「次の列車、本当に来るよな…?」

という不安が少しずつ出てきます。

駅前通り?

デマンドバスは来るようだ

一旦R10へ出てみる。看板などは見当たらない。

時刻表。大分方面は朝と夜の2本。延岡方面は朝の一本のみ!

跨線橋上から駅を望む

帰りの列車|ちょっとした緊張感

しばらくすると、延岡行きの普通列車が到着。

この列車を逃すと帰れないので、確実に乗車します。

秘境駅ではよく言われることですが、

「列車が来るだけで安心する」

まさにそんな感覚でした。

帰りの列車は特急型だが、普通列車での運行。

車内で朝食|日常に戻る時間

帰りの列車はテーブル付きの座席。
行きとは違い、少し落ち着いた雰囲気です。

山を下りながら、
朝コンビニで買った軽食をゆっくり食べる時間は、かなり心地よいものでした。

外もだんだん明るくなり、
さっきまでいた“非日常の場所”から、日常へ戻っていく感覚になります。

特急型の車内で朝食を

延岡へ帰還

列車は無事、延岡駅へ到着。

改めて思うのは、

「ちゃんと帰ってこれた」という安心感

宗太郎駅は「行けた」で終わる駅ではありません。

列車に乗って無事に延岡へ戻り、

「ちゃんと帰れた」

と安心したところで、この小さな旅は終わりました。


まとめ|宗太郎駅はどんな場所だったか

実際に訪れて感じたのは、

・行くのは簡単ではない
・でも不可能ではない
・むしろ「ちょうどいい難易度の秘境駅」

ということです。

人がいないので秘境駅なのですが、逆説的に、徒歩客にとっては、

「本当に列車が頼りになる場所」

という鉄道の原点のような感覚を、強く味わえる駅でした。


▶ 行き方・時刻表はこちら

※アクセスや注意点は別記事で詳しく解説しています

route-memo.hatenadiary.com


▶ついでに行った訪問地

・ホーバークラフト体験
・平成筑豊鉄道と日田彦山線


宗太郎駅は、「秘境駅に行ってみたい」と思った人にとって、
かなり印象に残る場所になるはずです。

少しの緊張感と、ちょっとした達成感。
それを味わいたいなら、ぜひ一度訪れてみてください。