長い国境越えの列車を終え、たどり着いたのはカスピ海沿いの街、アクタウ。
そしてこの旅は、ここで終わり——ではなく、
帰国の途中で立ち寄ることになったカザフスタンの首都・アスタナへと続きます。
シルクロード鉄道旅の最後は、少し慌ただしく、それでも印象的な締めくくりになりました。
※本記事は2025年頃の体験をもとにしています。現在とは状況が異なる場合があります。
目次:
- アクタウ到着、静かな街での夜
- カスピ海へ。アクタウの朝
- 出発、そしてちょっとしたトラブル
- 乗り継ぎで訪れた未来都市アスタナ
- 黒川紀章が描いた都市
- バイテレクからの眺め
- 再び空港へ、そして帰国
- まとめ:鉄道でつないだ、中央アジアの旅
アクタウ到着、静かな街での夜
マンギスタウ駅からタクシーで移動し、アクタウのホテルへチェックイン。
長距離移動のあとの安心感はありますが、街の第一印象はかなり静か。
とりあえず周辺を少し歩きながら、両替所やATMを探してみます。
……が、それらしいものは見つからず。
結局あきらめてスーパーへ。
この日の食事は正直あまり記憶がなく、スーパーで調達したのか、持っていた食料を消費したのか曖昧です。
ただ、買い物はカードのタッチ決済で問題なく対応できたのは助かりました。
カスピ海へ。アクタウの朝
翌朝。
宿泊したのはかなり安めのホテルでしたが、朝食は思っていたよりもしっかりした内容で一安心。
チェックアウト後、荷物を預けて街を歩きます。
せっかくここまで来たので、目指すはカスピ海。
地図を頼りに歩き、何ヶ所か海に出られるポイントを巡ります。
ようやくたどり着いた湖岸。
広がる水面を見ながら、「ここまで来たんだな」と実感が湧いてきます。
シルクロードの西端、カスピ海沿いの街に自分が立っているという感覚。
ただ、その途中で野犬がいたのは少し緊張するポイントでした。
距離を取りながら、やや慎重に通過。



出発、そしてちょっとしたトラブル
ホテルに戻り、荷物を回収。
空港までのタクシーはホテルで手配してもらいましたが、結果的には配車アプリより安い金額でした。
そこからは空路でアスタナへ。
ただ、出発前にひとつ小さなトラブル。
セキュリティチェックで「長い物体が入っている」と指摘され、荷物をすべて開けて確認することに。
思い当たるものはなかったのですが、おそらくリュックのパッドか何かだったのかもしれません。
検査官は途中でどこかへ行ってしまい、結局そのまま通過。
少し拍子抜けしつつ、飛行機へ。
空港のカフェで簡単なサンドイッチとコーヒーを取り、アスタナへ向かいました。
乗り継ぎで訪れた未来都市アスタナ
アスタナ到着。
ここでは乗り継ぎの待ち時間を利用して、市内へ出ることにしました。
まずは空港で荷物を預け、バスで市内へ。
……のはずが、ここで思わぬ問題。
クレジットカードをタッチしても、どうも反応がおかしい。
後で知ったのですが、どうやら専用の交通カードが必要で、空港では入手できないとのこと。
つまり、知らずに乗ってしまった自分は、結果的に無賃乗車。
降りるときも少し不安でしたが、周囲の人に紛れてそのまま下車。
知識不足ですみませんでした。。。
黒川紀章が描いた都市
アスタナの街並みは、それまでの旅とはまったく違うものでした。
この都市の設計には建築家・黒川紀章が関わっており、
整然とした区画と、独特の近未来的な建築が特徴です。
実際に歩いてみると、どこか“レトロフューチャー”な雰囲気。
広々とした通りと、象徴的な建物が並ぶ風景は、中央アジアの他の都市とは明らかに異なります。
短い滞在ではありましたが、その違いははっきりと感じ取れました。


バイテレクからの眺め
街のシンボルのひとつ、バイテレクにも上ってみました。
展望台からは、大統領宮殿へと続く軸線がはっきりと見え、
都市計画の意図がそのまま視覚的に伝わってきます。
限られた時間でしたが、「来てよかった」と思える場所でした。



再び空港へ、そして帰国
空港への戻りはタクシーを利用。
運転手はかなり几帳面で、小銭まできっちりお釣りを返してくれたのが印象的でした。
空港で荷物を回収し、いよいよ帰国のフライトへ。
アスタナから仁川、そして日本へ。
どちらのフライトでも機内食が提供されましたが、
仁川→成田でも出ることを忘れていて、空港で食事をしてしまった結果、少し食べすぎ気味に。
そんな最後はちょっとどこか抜けた感で、この旅は終わりました。

まとめ:鉄道でつないだ、中央アジアの旅
カザフスタン、そしてカスピ海へ。
長距離列車といくつかのトラブルを経て、無事にたどり着いたこのルート。
さらにアスタナという対照的な都市を見たことで、旅の印象はより強いものになりました。
鉄道でつないだ中央アジアの旅。
ゆっくりと進む移動の中で見た景色や出来事は、どれも記憶に残るものばかりです。
これにて、シルクロード鉄道旅はひと区切りとなります。
シルクロード鉄道旅 ウズベキスタン~カザフスタン編
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