シベリア鉄道完乗記(全7話)
※本記事は2007年頃の旅行体験に基づいています。現在とは状況が異なる可能性があります。
※当時、実際に行った準備や対応をベースにまとめています。
▼結論(先に読む人向け)
シベリア鉄道は、以下のポイントを押さえれば個人でも十分に完乗可能です。
- 事前準備(ビザ・手配)は早めに行う
- 車内は長距離移動前提の装備が必要
- 言語・現地対応は最低限の準備が重要
- ▼結論(先に読む人向け)
- 1. シベリア鉄道の準備と手配(ビザ・チケット・事前準備)
- 2. 持ち物リスト(長距離鉄道に必要な準備)
- 3. 出発前の現地対応(チケット受け取り・注意点)
- 4. 車内の様子と過ごし方(食事・交流・注意点)
- 5. モスクワ到着後の流れ(観光・移動・注意点)
- 補足
1. シベリア鉄道の準備と手配(ビザ・チケット・事前準備)
シベリア鉄道は事前準備のハードルが高く、特にビザと手配に時間がかかります。
■ 下調べ
・ネット検索や 地球の歩き方、その他の紀行本で情報収集
・入出国手続きは事前に確認(イミグレーションカードの書き方など)
・事前に調べていても、実際の現場では多少まごつく
■ 手配
・『地球の歩き方』に広告を出していた旅行会社のパッケージツアー(添乗員なし)をベースに検討
・ツアーは日本出発〜モスクワ到着までが対象。復路は別手配
・モスクワ〜日本帰着便が安い会社でツアーと一括手配(メールで相見積もり)
・観光ビザ取得には、訪問都市・交通予約確認・ホテル予約確認・現地引受旅行会社の確認書などが必要
・手続きが煩雑なため、ビザ申請は旅行会社に代行依頼(パスポートは郵送でやり取り)
・手配には時間がかかるため、少なくとも1か月前の申し込みが無難
2. 持ち物リスト(長距離鉄道に必要な準備)
・着替えは最小限(長袖1枚、半袖1枚、Tシャツ・下着数枚)
・車内でシャワーは使えない前提で割り切る
・ボディソープ小瓶(トイレ用)
・水のいらないドライシャンプー(必要なら)
・ウェットティッシュ/ボディタオルは特に重宝
・トイレットペーパー(トイレに無いことがある)
・軽食3〜6食分(カロリーメイト、パン、カップ麺、スープ、お茶など)
・乗車中、軽食を停車駅の露店で買うのも楽しみ
・常備薬
・本2〜3冊(長時間移動対策)
・ロシア語の指差し会話本と小辞典
・現金は米ドルを持参し、現地でルーブルに両替
・日本円の両替は難しい
・露店用に小額紙幣を用意
・所持金は余裕を持つと精神的に楽だが、防犯には注意
3. 出発前の現地対応(チケット受け取り・注意点)
・送迎はツアーに含まれ、1人1台手配されていた
・鉄道チケットはホテル配送。チェックイン時に受け取る
・偽警官や賄賂要求の話を聞いていたため警戒していた
・実際に遭遇したのは二人一組の正規警官で、パスポート確認のみ
・鉄道を正面(機関車部)から撮影して注意を受けた
✓準軍事施設扱いのため、撮影制限がある模様
4. 車内の様子と過ごし方(食事・交流・注意点)
・食堂車は想像以上に美味しかった
・価格はやや高め
・長時間停車時に露店で買い出し可能(ピロシキなど)
・発車時刻は必ず事前確認
・行程中に遅れが出ることもあるため、その都度掲示を確認
・各車両に車掌が1人常駐
・同室者とのやり取りも含め、困ったことがあれば対応してくれる
・同室者とはロシア語小辞典を使って指差し会話
・ロシア人は比較的フレンドリーで、積極的に話しかけてくれる
5. モスクワ到着後の流れ(観光・移動・注意点)
・市内観光は地下鉄+徒歩が中心
・到着後に中1日あると、観光と余裕の両面で好都合
・出国税関の位置が、他国と異なる配置だった
補足
当時はスマートフォンの翻訳機能が一般的ではなく、紙の辞典が頼りだった。
現在は環境が大きく変わっている可能性がある。
▶準備 → 準備編へ
▶車内 → 車内編①、②、③へ
▶モスクワ → 到着編へ